原稿に追われて速筆修行をサボってました。
まぁ、試合期間も普段通りのトレーニングする選手なんていないですよね！！！
ってことで、今回の試合も長丁場でし…た…orz

今回で『秋の夜長の不思議語り』を完結させるつもりが、全然ダメでした。
速筆トレーニングの結果が出てれば間に合う予定だったんですけど、トレーニングの結果、
遅筆に拍車がかかっただけでした。

おそらく、画力を上げれば絵に悩んだり修正したりすることも少なくなる！と考えて、
画力を上げる為に上手い絵を描こうとした結果、描き込みやトーンの使用が増えて余計に時間がかかったのではないかと…。

Pixivにもあげてますが、ちょっとサンプルを比べてみます。
『秋の夜長の不思議語り　一』↓

『秋の夜長の不思議語り　二』↓

うーん、あまり分からない…かも(´・ω・｀)
私は人物の線がシンプルなので、背景をもっとシンプルにしないと人物が背景に埋もれちゃう気がして、
今まで背景にはあまりトーンを使わないようにしてました。
が、朝夕の空のグラデーションとか、それによってできる影の濃淡とかはやっぱりトーンがないと表現が難しくて。
そういうとこはトーン使ってましたけど、そこだけじゃなくて全体にきちんと使った方がバランス取れるなーと思い。
結果、トーン貼る作業が増えたんですよね…。
背景も、きちんと描いた方が世界観出るし、背景を描くことによって背景がない場合の効果も出るようになるので…。

少女漫画だと、背景は最低限の場所がわかればいい程度に描かれてたりしますけど、背景があると人物はその風景の一部として自然に目に入るんですよ。
そして背景がないと、風景の一部ではなくなりその人物に主体性が出てくる。
人間の視界にはいつも背景まで全部映ってるけど、目の前の人物に夢中になってたら背景なんて意識しなくなる。
背景を描かないってそういうことなんです。
私はそう思って描いてます。
背景描けない、という人は、背景の役割を考えてどこにどう描けばいいか、それによって絵がどう変わるかを考えてみたら、描けるようになるんじゃないかと思います。

脱線しました。偉そうなこと言ってすみません（ーー；
でもこんなとこまで読んでくれる人はかなりの奥宮マニアか画力向上を考えてる人だと思うので、まぁ自分が絵について考えてることはどんどん書いてっていいかなーと思ってます。

で、ですね。
前から思ってましたけど、私は漫画みたいに速くささっと描くような絵よりも、ちまちまとじっくり仕上げていく絵の方が好きかもしれません。
だからこそデフォルメの強いシンプルな絵柄に憧れたりもするんですが、それじゃ表現しきれないよ、と思うところも多々あって。
じゃあ思いっきり書き込んだ漫画にすればいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、ちまちま描き込むならそれこそアナログの方が向いてます。
デジタルで描き込むのはしんどいです。画面は拡大できちゃうし、線は1px単位で描けちゃうし。
5918カレンダー、今月・来月の絵を担当させていただきましたが、線も着色もアナログにしました。
デジタルだと線が綺麗すぎて、きちんとしてないとアラが目立つんですよね…なので、瓦屋根とか紫陽花とか、少し歪んでも目立たない味になるアナログにしました。
デジタルで描いてたら1ヶ月以上かかったんじゃないかと…葉っぱとか花とかも着色めんどくなるし。
デジタルはちょっと色味や線の太さ変えるのにもパレットいじったり濃度変えたり筆の太さ変えたりしなきゃいけないですけど、アナログだったら絵具ちょっと混ぜて筆に付ければすぐですもん。しかもレイヤーは一枚。
拡大縮小だって、画面から顔近づけたり離したりすればいいし、いつでも全体図を確認しつつ作業できる。
アナログの方が楽だし楽しいし、去年あたりからフォトショが重くて（PC変えたり引越したりで入れ直したからかと思うんですがーー；）ますますデジタル着色から遠ざかっております…。

モノクロ原稿もアナログで描けるようになりたいですね…orz
ペン入れ下手過ぎて…
今はデジタル仕上げを前提に描く癖があるので、デジタルを一度バッサリ止めてみないといけない気もします。
アナログだったらもうちょっとコマ数減らしてコマ大きくしたい…原稿用紙をB4とかにしてみる…とか？？


さて、何の話だったか脱線しまくりでしたが、えーと…
速筆を目指した結果遅筆こじらせましたよ、と。

デジタルもアナログも一長一短すぎてなー…(´・ω・｀)

今日も落書き漫画を2つアップしました。
　
『初雪にゃんみゃん』と『スペードだすぺ』です。
45分や60分まとめて時間取るのが難しい（集中力の面でもorz）ので、原稿に時間メモ用レイヤーを1つ作って、そこにスタートとストップの時間を書いておくことにしました。

小さくて見にくいですが、そのまま貼っちゃいます。
初雪にゃんみゃんは2Pで4時間20分、スペードだすぺは1時間30分くらい。
数ページのネット用漫画なら脳内でネタ練ってるし、本と違ってコマ割り凝っても意味がなかったり却って見にくくなるので、ネームで悩むことはあまりありません。
原稿用紙設定・ラフ兼ネーム・枠線＆セリフ入れを足しても+30分くらいでしょうか？

スペードだすぺは、描いてる途中で「これ宮城県民じゃないと面白くないんじゃなかろうか…」と思って少しやる気なくし、結構適当に描いてしまったし背景少ないので早いです。
落書き漫画は1P辺り2時間くらいですね、多分。
資料もほとんど見ずにひたすら描く作業に集中してこのレベル(´д｀；
でも1コマ10～20分で描いても、5～7コマあったら1P描くのに1～2時間は余裕でかかりますよね…。
印刷用原稿はもっと丁寧に描くしちゃんと調べるしパースも背景もちゃんと考えるし。
描き込みもレイヤーも増えるし。
ネット用の落書き漫画とは比べ物にならないくらい時間かかります＾＾；

こうやって時間測ってみたら、30秒ドローイングとかクロッキーとかで早く描く練習は落書き漫画に近いような気がしました。
早くしたいのは印刷用の原稿の方なんだけどなー…うーん…（ーー；


『初雪にゃんみゃん』

『スペードだすぺ』

落書き漫画を2つ、サイトにアップしました。
『昨日のP氏をプリGにしてみた漫画』と『プリGが「手相見せて下さい」と声掛けられた漫画』です。

落書き漫画の手順は
①ネタを頭の中で練る
②ラフ兼ネーム
③そのままペン入れ
④トーン代わりにグレースケールでベタ塗り
⑤書き出してフォトショで縮小したら完成
です。

②はコマの線引いて棒人間描くだけなので、下書きなしで③で枠線もセリフもペン入れもします。
本にする原稿も最初はこの手順で描いてました。
あ、ネームは紙に描いて取り込んだかな…。

今回、前者の漫画は3時間くらい。
オチで迷ったけど描くものは多くないのであまり時間かかりませんでした。
後者の漫画は5～6時間はかかったかな…。
１コマ目はトーンなのでこのコマは時間かかってないですが、いろいろごちゃごちゃしてるので、描くこと以外にもセリフや人物の位置なんか調節するのに時間必要ですね。
あまり小さく描くとネットだと潰れて見えないし、けどコマ数多いしセリフも多いし…。
（セリフのフォントも原稿より大きくしてます）
7コマ目みたいに文字とか絵とか重ねる場合は特に何回も直して微調整したりします。
キャラが動いてるようなコマも時間かかりますね…画力やセンスの問題なんでしょうけどorz
あと何気にベタやグレーがいろいろありました。

そんなこんなで、同じ１ページの落書き漫画でもかかる時間は結構違いますね（ーー；
最近わかってきたんですが、速筆速筆言ったって、描く線の多い漫画はそれだけ時間かかるんですね。
いや、当然なんですけど。

一応ケータイのストップウォッチ機能使ったり時計見てたりで時間測ったんですが、なんか時間測るのもしかしたら合わないかもしれない・・・
「時間測ってるからやらなきゃ！」って思うと焦って早く描きたがる気がします、自分。
資料調べるのに時間かかるんですが、それで資料探すのめんどくさくなったり、調べず適当に描いてしまったり（爆）、調べる必要のないものに変更したり（爆）。
調べる時間はカウントしなきゃいいのかなぁ…でもそれじゃ最終的に何日で仕上がるとか目処つかないよなぁ…。
時間測らないで、時間気にしないで「今日はここまで描く！」とかにした方が、自由に休憩/集中できていい気がします。
休憩するたびに時計気にするとかめんどくさいし…orz
締切直前で1日中PCに向かってる状態なら時間測るのいいかもしれませんが。
多分、締切が遠いけど作業したい今と、締切近くで作業せざるを得ない状態じゃ休憩/集中のタイミングとか違うと思うんですよね…
少なくとも、今、「時計気にしながら作業するのめんどくて作業してない」な状態に陥ってるのは本末転倒じゃないかと。

自分も絵描くのに何時間かかってるとか知りたいんで、時間測りたいんですけどね＞＜；
速筆になるために原稿してるわけじゃないので、ちょっと速筆のことは置いといて、原稿したいと思います。
ってそういう言い訳してるから速筆になれないのかなああああああ・・・・orzorzorz

原稿集中できず、ペンの練習。
最近原稿のこと考える隙間がないので、何も考えずに手の動くまま。
気分的には写仏(笑)
下絵は書き込み多くない人のだったんですが、15分で描けちゃいました。
東山魁夷展とか見たばかりだし、あっさりしすぎの描写って何だか物足りない…。
人気ある人だし上手いとは思うけど、私がしたい表現とは違いそうです。

今日は30秒ドローイング。時間かからないし←
一昨日仙台コミケでGペン買ってきたのにペン練習はめんどくs（ry
上手くなりたくて最近上手い人の見たり練習したりしてたんですが、そろそろ本気で自分のへt（ry）さに嫌気さしてきましたよorz
そして気づけばRM6から1ヶ月が経とうとしている…。

漫画はだんだん描き慣れて早くなるはずなのにむしろ遅くなっている理由が、わかった気がします。
先日の鉛筆漫画、2P目は雲雀さんのセリフ調べてて時間かかったんですが。
そういや時間かかってるのって調べて描いてるのが多くないか！？Σ（゜д゜；
『秋の夜長の（以下略）』は時代物なんで、着物とか建物とか、女性の日本髪とか。
『和弓は（以下ｒｙ）』は初代全員と弓道シーンはいちいち見ないと描けないし。
それに引き換え『魔法青年D.T（ｒｙ』は本文ではバーカウンターくらいしか調べるとこなかったです。
あ、それと街の建物とバラの花束か。

そりゃあ時間かかるわけですよ・・・！！！orz

というわけで、こんな短期間に速筆の練習したってそんなに急に速くなるわけないし、そもそも調べる時間は速くなる筈が無いので『秋の夜長ｎ（ｒｙ』後編も結構時間かかるんじゃねーのと気づいて焦っているわけで今日は30秒ドローイングにしたのでした。
前置き長い！しかし遅筆の原因が１つ解明した！！

しかし焦っているのであまり集中できてなくて、うまく形取れてないですね(´｀；
クロッキー2枚分、8体描いてみました。

画面と紙とすっごい見ながら描いてます。
頭の中にイメージ作って速筆になる練習としては駄目なんじゃないのこのやり方orz

さて、そろそろ原稿の方優先で始めましょうか(´ー｀；
RM6終わって約1ヶ月、少しは何か成長したんでしょうかねぇ…。
速筆練習は原稿の息抜きや気分転換のときにやりたいと思います。
とか言って明日早速やってそうな気もしますけど（爆


ところで『魔法青年（ｒｙ』のバーカウンター、Gとかプリーモとかいるのに誰も突っ込みくれないんですが（´・ω・｀）
誰か気づいてくれるかなぁ、面白がってくれるかなぁと用意した突っ込みポイントがスルーされると寂しいですね…。

あと服違うから分かりにくいけど、ウェイターアラウディがいます。
魔法陣の文字とか表紙の魔法道具の解説とかもそのうちしたいなぁ（´∀｀*）